「ヘッドライトの電球が落ちたから直してください」
そう言ってアドレスV125に乗っているお客さんが入ってきました。
”電球が落ちた”、って???
さすがにちょっとその表現は何か間違っているのでは、と思いつつバイクを見てみると、、、
ヘッドライトレンズの内側で電球が落ちていました。
間違っていませんでした、その通りでした。
これって一体???
取り外してみると、
こんなになっていました。
ちょっと違う型の電球ですが、本来は、
こういった形状。
座の部分がキレイに取れてしまっていました。
こんな壊れ方ははじめて見ました。
今まで気にした事はなかったのですが、新品のバルブ(電球)をよくよく見てみると、
バルブ本体と座の部品はどうやらロウ付け、もしくは半田でくっつけてあるようです。
おそらく何かしらの原因でバルブがかなりの高温になってロウ、もしくは半田が溶けてしまったのだと思います。
ただ取り外したバルブの接点には異常なショート痕や接触不良等の痕跡も見受けられず、
新品バルブを組んでも組み付けに問題はなし。
ヘッドライトを点けてみても異常なし。
はっきりした原因は分からず。
長年の振動や経年劣化等の影響でなった可能性が高そうです。
それにしても珍しい破損の仕方でした。