前回からまた日が開いてしまいましたが、

スタータースイッチでエンジンがかからない車両3台目。

スターターでエンジンがかからない  スペイシー (16)

ホンダのスペイシー100。

この車両もイグニッションキーをONにしてスタータースイッチを押しても何も反応なし。

スターターでエンジンがかからない  スペイシー (17)

バッテリーは問題なし。

ブレーキランプも点くのでブレーキスイッチもきちんと認識されている。

以前のビーノと同じようにスタータースイッチ自体が怪しいです。

早速ハンドル周りのカウルを外してスタータースイッチを脱着。

スターターでエンジンがかからない  スペイシー (2)

この時点でスイッチONした時の導通を診てみるとやはり導通していない。

やはりスタータースイッチが原因のようです。

スイッチの裏を見てみる。

スターターでエンジンがかからない  スペイシー (3)

スタータースイッチには珍しく、ネジを使って組まれています。

早速ネジを外して分解。

スターターでエンジンがかからない  スペイシー (4)

カバーが外れて中が見えてきました。

接点を見てみると、

スターターでエンジンがかからない  スペイシー (5)

スターターでエンジンがかからない  スペイシー (6)

やはり被膜が出来ている様子。

さらにバラせるとこまでバラします。

スターターでエンジンがかからない  スペイシー (7)


スターターでエンジンがかからない  スペイシー (8)

改めて接点部を見てみると、

スターターでエンジンがかからない  スペイシー (10)

スターターでエンジンがかからない  スペイシー (9)

やはり被膜が導通を遮っている様子。

研磨して被膜を除去。

スターターでエンジンがかからない  スペイシー (12)

スターターでエンジンがかからない  スペイシー (11)

キレイになりました。

接点部保護の為薄くグリスを塗って元通りに組立て。

スターターでエンジンがかからない  スペイシー (15)

スイッチONしてみて導通を確認すると、今度は導通しています。

車体に組付けてスイッチON。

スターターモーターが回ってエンジンがかかりました。

今回のスペイシーもスタータースイッチの不具合が原因でした。

スターターでエンジンがかからない  スペイシー (18)