スターターリレーの不具合でエンジンがかからなかったアドレスV125。
そのスターターリレー、作動はするけど役割を果たさずでした。
気になったので分解してみました。
分解といってもネジ類で組み立てられている訳でもなく、
カシメて組み立てられている訳でもなく、
樹脂で一体成型されているので破壊していきます。
いきなりハンマーなどで激しく破壊してしまうと原因が分からなくなる可能性もあるので
地味にニッパーなどを使って少しずつ分解していきました。
リレー作動の要のコイルが見えてきました。
汚らしくなってしまいました。
リューターでも使って削っていけばもっとキレイだったはずですが
面倒だったのでニッパーメインで作業しました。
プランジャーを押している強いスプリング。
通常はこの強いスプリングにプランジャーが押されて、
可動接点は固定接点に接しないような構造になっています。
そしてコイルも取り外し。
接点部分の部品が現れました。ただしこれは接点面の裏側。
それにしても左右の接点部品でずいぶん色が違う。
ひっくり返して今度は裏側を少しずつ解体。
更に解体していくと、
可動接点を軽く押している弱いスプリングが出てきてこれも撤去。
そして更に分解。
まっぷたつに割れながら可動接点取り外し。
そして固定接点の接点面。
こんな事になっていました。
スパーク痕があって軽く溶着した痕のようなものが見受けられますが、
それよりも気になるのは片側の接点面の極端に変色した色。
腐食の一種でしょうか?
接点表面が変質しているのか被膜ができているのか、
何れにしてもこれでは電気は流れづらくなってしまいます。
今回のスターターリレーの不具合の原因は間違いなくこの変色している接点。
接点がこうなってしまった原因ははっきり分かりませんが、
接点がこんな事になるというのはよく知らなかったので勉強になりました。
地味で大変な作業 ご苦労様でした 各言う私もセルリレーを外して さてどうやってバラすのか調べる為に此処に辿り着きました st250eです カチカチと鳴ってはいるんですがセルが回りません でも回る時もあるのでセルなのかリレーなのかスイッチなのかバッテリーなのかキャブなのか 推理ゲームを楽しんでいます 何処かのブログにリレーの接点を磨けば良いと出ていました 無理と解りました 新品を買うしか方法は無いと言う事ですね 勉強になりました これからも頑張って下さい