フロントブレーキの不具合でリトルカブが入庫。
ブレーキレバーを握ってもスカスカになってしまったとの事。
試しに握ってみると、たしかにスカスカで全くブレーキが効きません。
フロントブレーキ周辺をチェック。
何か変です。
調整用のナットがフリーになっている。
ナットを外して、ゴムブーツを外してみました。
ん?
ワイヤーまで外れました。
いやいや、普通こんなふうにワイヤーが外れるわけない。
切れていました。
見事に錆びています。
ブレーキワイヤー交換決定。
早速切れてしまっているワイヤーを取り外します。
カブの場合、フロントブレーキワイヤー交換の際はここまでバラす必要があります。
以前ライト回りのカウルを外さないで交換した事がありますが、かなり苦戦したので今回は素直に外しました。
急がば回れってやつです。
ライト周辺には配線がかなりゴチャゴチャ入っています。
古いワイヤーを取り外して、新しいワイヤーを組み付け。
外したカウル類を組み付けて完了。
フロントブレーキが復活して、かなり気持ちよくブレーキが握れるようになりました。
今回、ブレーキワイヤーが切れていましたが、意外と珍しいケースです。
たいていは錆びたりしてワイヤーの動きが渋く硬くなって交換というパターンです。
今回、ブーツ内のワイヤーが極端に錆びていたのは、
おそらくブーツ内に水が溜まっていたりしていた為と思われます。
今まで他のカブでこういったワイヤー切れは見たことがありませんでした。
このカブだけなのか、それとも他のカブでもブーツ内は錆びやすいのか分かりません。
いづれにしても今回のカブは走行距離40,000kmオーバーなのでこういった事が起きても不思議ではないですね。
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