先日、新車で納車したアドレス125。
数日後に入庫。
実は納車の翌日にキーをなくしてしまったとの事。
ご本人ももう笑しかないと、ネタにでもしてくれとのことでした。
新車時にはキーが2本付いていて、なくしたのは1本なのでもう1本はあるのですが、
スペアがないと不安ということで相談を受けました。
このクラスのバイクだと今のところイモビなんかは入っていないから電子的なものはないけど、
鍵穴シャッターが付いているものがほとんどなのでそこが厄介。
ヤマハは鍵穴シャッター用のキーとメインキーが共通のものもあるのでその場合は問題ないのですが、
他メーカーなどは鍵穴シャッターは専用のキーになっているものがほとんど。
ちょっとブレてるけどこんな感じのもの。
で、新車時のキーではメインキーと鍵穴シャッター用のキーはほぼ一体。
メインキーだけであればホームセンターや鍵屋さんなんかで比較的簡単にスペアキーは作ってもらえるけど、
シャッターキーのスペアはごく一部の鍵屋さんじゃないとなかなか作れない。
しかも、そこそこな金額します。
自分の知っているところだと1万円かそれ以上。
けっこう高い。
しかも見た目が純正とは明らかに変わってしまう。
ただ、メーカーからの部品供給で、鍵穴シャッター本体とそれ用のシャッターキーのセットが販売されています。
例えばアドレスV125なんかだとパーツリストには、
こんな感じで載っています。
それなので今回もシャッターキーに関しては丸ごと交換して、メインキーは鍵屋さん等でスペアキーを作製してもらう方法を提案しようと、、、
が、よくよく調べてみると新型アドレス125にはシャッターキーのみの部品設定がない。
キーの設定はこんな感じ。
メインキー含め丸ごとの交換か、シャッターキー丸ごとにメインキーのブランクキーが付いているセットの交換。
ブランクキーというのはキー溝がきってない状態のキーの事。
因みに前者はキー2本で¥8000台半ば、後者はメインキーに関してはブランクキーだけど4本のセットで¥7000ちょっと。
たいていのホームセンターなどではブランクキー持ち込みでのスペアキー作製はやってくれない。
ただ持ち込みブランクキーでキー作製をやってくれる鍵屋さんを知っているのでここは何とかなる。
お客さんとどの方法にするか相談した結果、今回はブランクキー4本セットのシャッターキー丸ごと交換になりました。
ちょっと割高にはなるけど、わずか1日で新車キーをなくしてしまったので4本くらいあった方が安心という事で。
届いたパーツがこちら。
そして4本。
届いたキーは完全なブランクキー。
このブランクキーを残っている新車のキー溝に合わせて鍵屋さんでキー溝をきってもらいます。
こちらで鍵屋さんに持っていこうかとも思っていたけど、お客さんが自分で行くと言って下さったので紹介してご自分で行ってもらいました。
メインキーに関してはこれまでのキーでも使えるけどシャッターキーに関しては新しいキーじゃないと使えません。当たり前ですが。
シャッターキーの交換はフロントカウルを外して、
いろいろやって交換します。
この辺の細かいところは割愛します。
しかし、アドレス125のフロントカウルを外してみての感想、
スカスカ、、、
空洞が多いです。
まぁそれはいいとしてシャッターキーを交換して完了。
これでキー4本。
当分は安心の本数です。