スズキのレッツ2。

ホーンを鳴らそうとしたらホーンが鳴らない事に気付いたということで入庫しました。

キーをオンにして早速試してみると、

 

 

 

 

 

 

確かに全く鳴らない。

そこで指でホーンを押した状態でグリグリしてみると、

 

 

 

 

 

 

「ピッ」「ピッ」っと鳴ったり鳴らなかったり。

おそらくホーンのスイッチの接触不良が原因。

ということで早速分解。

まずはヘッドライト周りのカウルの脱着の為にミラーの取り外し。

 

 

 

 

 

 

そしてカウルを取り付けているネジ等を外して、

 

 

 

 

 

 

カウルの取り外し。

 

 

 

 

 

 

ヘッドライトとウインカーのコネクターも外します。

 

 

 

 

 

 

次にメーター側のカウルをずらすために固定しているネジを外して、

 

 

 

 

 

 

カウルをハンドルから軽くずらします。

 

 

 

 

 

 

そうすると、

 

 

 

 

 

 

ウインカーとホーンのスイッチが登場。

固定しているネジを外してスイッチの脱着。

が、配線を外すのがちょっと厄介なので完全には取り外さず作業を進めます。

外したスイッチを下から見てみると、

 

 

 

 

 

 

ホーンのスイッチは一本のネジで固定されているのでこれを取り外して、

 

 

 

 

 

 

ホーンスイッチを分解。


 

 

 

 

 

 

この時、構造上四角く形作っている薄い鉄の板を曲げる必要があるので、

必要以上に曲げないように注意しながら分解。

 

 

 

 

 

 

スイッチ本体側の接点と、

 

 

 

 

 

 

指で押す側の接点。

 

 

 

 

 

 

どちらも表面にうっすら皮膜 。

これが接触不良の原因なので、両方とも研磨して綺麗に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして 皮膜をつきづらくする為にグリスを塗って 組み付け。

 

 

 

 

 

 

一旦この状態で動作チェック。

 

 

 

 

 

 

キーをオンにしてスイッチオン。 


 

 

 

 

 

 

「ピーッ」

綺麗にホーンが鳴って何度押しても 問題なく作動。

チェックができたので元通りスイッチやカウル類の組み付け。

 

 

 

 

 

 

そして最後に改めてチェック。

 

 

 

 

 

 

「ピーッ」「ピーッ」。

全く問題なく作動。

修理完了。

 

 

 

 

 

 

 

 

これで当分は問題なく作動するはずなんですが、、、

ホーンって、そう滅多に使わないんですよね~。

バイクのホーンスイッチって今回のレッツのように防水になっていないものが多いんです。

そういう事もあってずっと使わないでいるとどうしてもまたいずれ同じことになる可能性が あるんだけど、、、

ホーンを積極的に使うように、という訳にもいかないし、、、

こればかりはどうしようもないのでまた鳴らなくなったら修理しましょう。