ホンダのスーパーディオ

スーパーディオ

もう20年くらい前のバイクです。

でも50ccスクーターはきちんと手を入れてあげれば古くても全然調子よく走れます。

ただこのスーパーディオはそんな中でもちょっと違います。

ワンオーナーの車両で前オーナーはバイクカバーをかけて保管していました。

それなのでブルーの塗装部分がめちゃくちゃキレイでツヤありまくりです。

スーパーディオ

更に整備していくと、

スーパーディオ

エアクリーナーはキレイで傷みもありません。

エアクリーナーボックス内もキレイでした。

スーパーディオ

点火プラグもキレイ。

スーパーディオ

焼けもバッチリ問題なし。

調子良さそうな色です。

スーパーディオ

駆動系は全体的にキレイです。

このベルトケース内もキレイでした。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA スーパーディオ

ウェイトローラーもほとんど磨耗なし。

スーパーディオ

クラッチも全体的にキレイで、

スーパーディオ

クラッチシューの磨耗もほとんどなく、

スーパーディオ

アウターも全く問題ありません。

スーパーディオ

ベルトも問題なさそうですが、若干のひび。

スーパーディオ


ほんとに若干なのでこのままでも使えるレベル。

スーパーディオ

幅は新品ベルトと比べるとほんの僅かですが狭まっています。

スーパーディオ

問題ないとも思いましたが一応新品ベルトに交換。

タイヤは、

スーパーディオ

リヤタイヤは経年劣化によるひびが入っていたので新品交換。

スーパーディオ

フロントもひびは入っていないけど固かったので新品交換。

スーパーディオ

このときフロントのアクセルシャフトを見てちょっとビックリしました。

錆がなく超キレイ。

スーパーディオ

たいていのバイクは目立つ錆が多少なりともあるのにこのキレイさは尋常じゃないです。

シートカバーは破れていたので新品カバーに張替え。

スーパーディオ

一通り整備を終わらせて試乗してみるとメチャクチャ調子良くて速い!

このスーパーディオもそうですがたいていの50ccクラスのバイクは


オドメーター(走行距離計)が1万キロの単位が表示されません。

それなので実際の距離が分からない事が多いのですが、、、

こうやって整備してきて経年劣化からくる消耗品類の傷み以外、異常なくらいキレイ。

このスーパーディオ、点検整備した感じでおそらくオドメーターは実走行。

メーター距離はというと、

スーパーディオ

約1920km。

そう、これがこのスーパーディオがこれまで走った実際の走行距離!(だと思われます)

奇跡です。

約20年前のバイクで実走行距離が1920kmでピカピカ。

これがもっと排気量大きめで人気のあるバイクだったらプレミアものです。

例えばNSRとかのレプリカだったら当時の新車価格を越えると思われます。

がしかし、スーパーディオはプレミアつきません。

新車価格で売っても売れるわけもないので残念ながら通常の価格設定です。

それなのでこのバイク買う人は超ラッキーですね。

スーパーディオ

奇跡のスーパーディオ