アドレスV100が持ち込みのマフラーへの交換で入庫。

アドレスV100

既にマフラー替わってるじゃん、って今回はノーマルマフラーへの交換です。

中古車で買ったときからこのマフラーが付いていて、

最近特にうるさくなってきた気がするので静かにしたいとの事。

アドレスV100

NRマジック。

原付クラスのマフラーやチャンバーではそれなりに十分有名なメーカー。

名の知れたメーカーのものでも経年劣化でだんだん音量は大きくなってきてしまいます。特に2ストは。

さっそくマフラーを取り外します。

アドレスV100

問題なくすんなり外せましたがシリンダーとエキパイ(エキゾーストパイプ)の間に入っているはずのガスケットが入っていませんでした。

外す前にエンジンをかけた時、たしかにうるさいとは思ったけど排気漏れしている感じの音ではなかったのですが、、、

これじゃ、特にうるさいわけです。

オーナーもまさかガスケットが入っていないとは思っていなかったようですが、

マフラー交換なのできちんと新品ガスケットも準備してくれていました。

アドレスV100

2個入りですが使うのは1個です。

で、交換する持ち込みのマフラーは、

アドレスV100

アドレスV100の中古の純正マフラー。

ただこのマフラー、アドレスV100前期型のマフラーです。

この車両はというと、鍵穴シャッターが付いていて、

アドレスV100

クランクケースカバーをカバーしているこの部品の形状からいってV100の最終型。

最終型は排ガス規制後のモデルになり、

本来だとマフラーは排ガス規制に対応した違う形状のマフラー。

ただ取付け自体は同じはずなので取付けは問題ないはずです。

前期モデルに排ガス規制後のマフラーを組むのは少し不安な感じがしますが、

どちらかというと排ガス規制後モデルに排ガス規制前のマフラーであれば問題なさそうな気がします。

一応オーナーにもその事は説明したうえ、了承を得て交換。

まぁ、もともと持ち込みのマフラーなのでオーナーの自己責任ではありますが。


アドレスV100

取付けは問題ありませんでした。

ただ純正マフラーにはエアクリーナーBOXを固定する為のメネジがついています。

当然エアクリーナーBOX側もそこで固定できるように作られているのですが、

社外マフラーだったのでそこは使われていませんでした。

アドレスV100

これまでその状態だったからそのままでもいいといえばいいのですが、

せっかく付いているものだし、そこで固定した方が振動にも強いのでネジを追加してそこでも固定します。

ゴムブッシュとカラーも付いてなかったのですが、手持ちのものでサイズが合うものがあったのでそれらも補充して組付け。

アドレスV100

で、ボルトを入れようとしたら入らない。

よく見るとネジ山が傷んでいるようなのでタップでネジ山を切ります。

アドレスV100

ネジ山の修復が終わったらボルトを締め付け完成。

アドレスV100

エンジンをかけてみるときちんとノーマルの排気音になりました。

排気漏れもなくなり、エアクリーナーBOXもきちんと固定されバッチリです。

アドレスV100