前回からまた日が開いてしまいましたが、
スタータースイッチでエンジンがかからない車両3台目。
ホンダのスペイシー100。
この車両もイグニッションキーをONにしてスタータースイッチを押しても何も反応なし。
バッテリーは問題なし。
ブレーキランプも点くのでブレーキスイッチもきちんと認識されている。
以前のビーノと同じようにスタータースイッチ自体が怪しいです。
早速ハンドル周りのカウルを外してスタータースイッチを脱着。
この時点でスイッチONした時の導通を診てみるとやはり導通していない。
やはりスタータースイッチが原因のようです。
スイッチの裏を見てみる。
スタータースイッチには珍しく、ネジを使って組まれています。
早速ネジを外して分解。
カバーが外れて中が見えてきました。
接点を見てみると、
やはり被膜が出来ている様子。
さらにバラせるとこまでバラします。
改めて接点部を見てみると、
やはり被膜が導通を遮っている様子。
研磨して被膜を除去。
キレイになりました。
接点部保護の為薄くグリスを塗って元通りに組立て。
スイッチONしてみて導通を確認すると、今度は導通しています。
車体に組付けてスイッチON。
スターターモーターが回ってエンジンがかかりました。
今回のスペイシーもスタータースイッチの不具合が原因でした。