「パンクしちゃったので修理してもらえますか?」と電話が入りました。

車種はホンダのリード125でフロントタイヤのパンクとの事。

OKの返事をすると、「押してもっていきます」と。

無理そうだったら引き取りにも行けるので連絡して下さい、と伝えましたが押して来られました。

お客さんは軽く息切らせながら汗だく。

そりゃそうです、約1km離れたところから押して来たんだから。

まだリヤタイヤのパンクだったら少しは楽だったはず。

進む方向側のタイヤが潰れてしまっているとすごく重いのです。

因みにリヤタイヤがパンクして潰れていると後ろに下げるのがキツイです。

しかも今回の場合、、、

左側は問題ないけど、

右側はビードが落ちてしまっている。

この状態でバイクを押すと勝手に変な方向に進んでしまい、なかなか行きたい方向にまっすぐ進んでくれません。

この状態で押してもって来てくれたのはホントすごいです。

そりゃ汗だくにもなります。

ホイールにもほとんど傷も入っていなくて無事です。

無理して乗って来ていたらきっとホイールのリムはガリガリだったでしょう。

もっとも、この状態で乗ることはまずできないと思いますが、、、


ホイールは無事なので普通にタイヤ交換して完了。

これからはもっと早めのタイヤ交換ですね。

余談ですが、以前リヤタイヤがパンクして潰れているのに、無理して何とか乗ってきたマジェスティー250のお客さんがいましたが、リムはガリガリになっていました。

幸い曲がりや変形はなかったので、ガリガリになったリムを研磨して修正してホイール交換せずに済みましたが、場合によってはホイール交換になってしまいます。

よっぽど緊急の場合以外はタイヤが潰れていたら乗らないでください。