ホンダのタクト。
ちょっと古い2ストもモデル。
「ウインカーが出せなくなっちゃった」と持ち込まれました。
よくよく聞いてみるとウインカースイッチが動かないということらしい。
実際に操作してみると、、、
動きません。
錆や汚れのせいで固着しているような感じ。
かなり力を入れて動かすと何とか動く。
でもこれ相当力入れて何とか動くレベルなので、このままじゃ絶対スイッチが破損するはず。
そもそもホンダの古い2ストの場合、このウインカースイッチはちょっとした弱点です。
以前にも書いたけどスーパーディオでこんなのがありました。
ウインカースイッチの樹脂自体が劣化して弱くなってくるという弱点。
そして、このウインカースイッチ自体の部品代が約¥1000くらいと意外と高くない。
それなので、ウインカースイッチに不具合が見つかった場合、
メーカーからまだ新品部品が出るのであれば先も見越して交換してしまうのがベスト!
という事で調べて見るとまだ新品部品がでるようなので交換決定。
翌日には届いたので早速これに交換します。
まずミラーを外して、
アッパーカウルを外して、
ヘッドライトとウインカーのコネクターを外します。
そしてメーター回りのカウルを固定しているビスを外して、
ずらす。
ウインカースイッチの交換だけなので、完全に外さなくてもずらせばOK。
外すとなるとコネクターがたくさんあるし、メーターケーブルもあるしで結構面倒なので。
で、覗き込むと、
ありました。ウインカースイッチ。
これがウインカースイッチの裏側。
表側からの嵌め込み式。
引っかかっている部分を外して表側に引き抜きます。
そして引き出す。
で、配線のコネクターを外してウインカースイッチ取外し。
新品部品の組み付けは単純に取外しの逆の作業。
コネクターを繋いで、表側から押し込めば規定の位置で固定されます。
おっと、その前に一応作動確認を。
ウインカー作動問題なし。
スイッチを押し込んで、
嵌め込んだら、あとは元通りに組み付け。
フロントのウインカーも問題なく作動。
修理完了。
ウインカー操作が気持ちいいくらいスムーズな動きになりました。
どんどんウインカー使って下さい。