先日のチェーン調整を行ったバーディー、もう一つ作業がありました。

ウインカーがちゃんと点滅しないとの事。

イグニッションキーをONにして試しに右ウインカーを点けると、

薄っすら点きっぱなし状態。

後ろも前と同じ状態。

分かりにくいけどこれでも薄っすら点いています。

バッテリーがあやしそうな感じ。

エンジンをかけて改めて確認。

が、ウインカーに変化なし。

相変わらず薄っすら点いているだけ。

エンジン回転数を上げてみるとちょっと消えたり点いたり。

やっぱりバッテリーが原因っぽい。

バッテリーはどこかと言うと、

この中に入っています。

バーディーはこのサイドカバーが左右で繋がっていて一個の部品。

なので固定しているネジ類を外してこのカバーを丸ごと取り外し。

ありましたね~、バッテリー。

ただマイナス端子のところが、、、

すごいことになっている。

これ、本当にひどい場合ネジが固着して外れないケースがあるんですよね。

そういえば以前そんな記事も書きました。

バッテリー端子の錆がヒドイことに

ちょっと不安を感じながらも工具をかけてみると、、、あっさり外れてくれました。

バッテリーを取り外して改めて見てみると、

かなりひどい。

もう少し放置していたら本当に外れなくなっていたかもしれません。

交換するバッテリーは既にバッテリー液を入れて組んで、補充電しておきました。

車体に載せて、バンドで固定。


これでプラスとマイナスの端子を繋げばいいのですが、

今回は外したバッテリーの端子の状態がひどかったこともあり充電電圧に問題がないかも調べます。

まずはこの状態でテスターをつないで、

バッテリー単体での電圧測定。

13.20V。

次にプラスとマイナスの端子をそれぞれ接続。

そしてまた電圧測定。


13.18V。

キーをONにしていなくても微妙に電気が流れるのでやや下がりますが想定内で問題なし。

そしてイグニッションキーON。

バーディーはキーONでヘッドライトが点きますね。

バッテリー電圧を見てみると、

12.51V。

そこそこ一気に下がりました。

ヘッドライトまで点いているしこんなものでしょう。

ここでウインカーを試してみます。

右ウインカースイッチON。

明るく点滅開始。OK。

やはりウインカーの点滅不良の原因はバッテリーでした。

そしてウインカーを消してからエンジン始動。

アイドリングで13.98V。

そしてエンジン回転数を上げると、

14.30~14.32Vくらいで電圧は安定。

充電系統も正常で問題なし。

単純に今までのバッテリーがダメになっただけのようでした。

バッテリーがダメになった原因が根本的に他にある場合、

またすぐにバッテリーが上がったりしてしまうので、ここまで調べれば安心できます。