禁断のネタにそろそろ手を出そうかと、、、
個人的に趣味でオフロードをやっていまして(ちょっと仕事もかねてますが)、
今までそっちのネタは出してこなかったのですが、
何となくそろそろちょっとずつでも出していこうかなと、、、
で、
スズキのモトクロッサーのRMZ250。
今、自分が乘っているモトクロッサーです。
公道は走れません。クローズドのコースのみです。
ちょっと前の話ですが、走行中にたまに吹けなくなったり、エンストするような症状が出始めました。
ゆっくり走っている時や比較的平坦なところを走っている時は全然問題なし。
”おっ、大丈夫かな” と思ってペースを上げていくと息付きのような症状で吹けなくなる。
2012年モデルのRMZですが、もともとダイレクトイグニッションのプラグキャップ周辺が弱かったので、
その辺を疑ってみたけど問題なさそう。
この車両はインジェクションモデルなのでエラーコードが出ていないか専用のチェックツールを繋いで確認。
特に問題なし。
こうなるとセンサー類がいっぱい付いていてコンピューター制御のインジェクションモデルは厄介。
キャブレター車がいいな~、とか思ってしまいます。
とりあえず点火プラグから良好な火花は飛んでいるので点火系は置いておいて、燃料系から攻めることにします。
普通の街乗り用のバイクで、燃料ポンプの不具合が出ているものがあったりもするので
まずは何はともあれ燃料ポンプから診ていきます。
さっそくガソリンタンクから燃料ポンプを外して点検。
燃料ポンプ単体。
まずはきちんとガソリンが吐出されるのかコネクターの端子に電圧をかけて点検します。
ガソリンはきちんと吐き出される。
マニュアルには点検方法として吐出圧力が記載されているけど専用の測定器がないとそんなものは測定できません。
とりあえず吐出圧力は後回し。
で、これ以上ばらせないものかな~と外観を改めてよく見ていると、
ここの端子が何か怪しい、、、
触ってみるとかなりグラグラしていて簡単に外れちゃいそう。
そして外してみると、
ひどい事になっている。
写真もひどくピンボケですみません。
このあとの数枚の写真もピンボケ気味です、すみません。
ここの端子が緩くなり始めて、動くようになって摩耗で端子がこんなになってしまったんですね~
このせいでギャップなんかでたまに接触不良がおきてフューエルカットされて息付き的な症状が発生。
しかし、ガソリンタンク内で電流ながれるところがこういった接触不良って、
下手して火花が発生してガソリンに引火なんてなったらと思うとぞっとしまず。
ちょっとやばい不具合な気がしてならない、、、
普段からメンテナンスするようなところでもないし、、、
まぁとりあえず修理。
この端子を切断して、新しい端子に付け替え。
とにかく今後端子が緩まないように嵌め合いがきつくなるように調整して組み付け。
元通りガソリンタンクに組み付けてからタンクも車体に組み付けてエンジン始動。
とりあえず全然問題なし。
後日コースで走らせると、ガンガン走っても息つき・エンスト一切なし。
今回のような不具合は初めてだったし、周りでも聞いたこともありませんでした。
スズキらしいと言えばスズキらしいですが。