いや、普通タイヤに貼りません。
超究極の応急処置的な、、、
シートには貼ってありました。
そう、シートの補修用のものです。
シート補修の専用品。
シートが破けたので貼ったらしいです。
が、これもシートが破れた場合の応急処置的なもの。
これが余っていたそうで、ちょうど良さそうだから貼ったとのこと。
タイヤに、、、
ホンダのフォルツァZ。
後ろのタイヤがツルツルだから交換してほしいという事で入庫。
もう付き合いも長いお客さん。
バイク歴も長く、走行距離も多く、バイクの事もけっこう分かっている人です。
早速タイヤを見てみると、
ツルツル。
このフォルツァはもう何度かタイヤを替えているけど、
これだけツルツルになるまで使い込んだのは初めてじゃないでしょうか。
更に、
「中の布地まで見えてきちゃったから面白い事してみた」と。
面白い事?
タイヤを回してみるとかなり薄くなっている部分を発見。
更に回してみると、
貼ってある!?
そう、ここに貼っていたのです。
さっきのシートの補修用のもの。
しかも既にこの状態で多少走っているとの事。
意外としっかりくっついている上にあまり摩耗もしていない。
時速50kmくらいまで出したけど大丈夫そうだと。
こんなところにそんなものを貼ってもすぐにダメになるだろうと思われるところですが、
思ったより持つものですね。
内側の布地(カーカス・ブレーカー・ベルトと呼ばれているもの)まで出てきてしまうと
その後はすぐに穴が開いてパンクしてしまうので
究極の応急処置としてはちょっとは意味あるかもしれないですね。
ただそれよりももう少し早くタイヤ交換をするようにしましょう。